web版:ラッパー宣言(仮)

ビートでバウンス 唇がダンス

小文

平日紀3

(つづき) マキはファミマで缶コーヒーを買ってから、成人雑誌コーナーの前に立って表紙を眺める。ケイタとオレはシュミーズ一枚の老婆の昔話を聞く。ここは一体どこだろうか。3人はどうでもいいことだと思った。どうやってきたのかは、3人ともしっかりと…

平日紀2

(つづき) 去年箱根に行ったときはオオサコが桃鉄を持ってきていたので、4人で朝四時までプレイし続けた。最初から最後までオオサコにボンビーがつき続け、いちいち笑い転げた。「先生が注意しにきたら最高だよな」。今年はゲームがない。 もう営業してい…

平日紀

酒の買出しから帰ってきたマキとケイタはあまり興味がなかった。それよりか珈琲の方に気をとられていて、おそらくもう看板が残っているだけのストリップ小屋についてはつまらなさそうにチラ見した程度に語った。 春から色々と忙しくなる。「小学校からの腐れ…