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web版:ラッパー宣言(仮)

ビートでバウンス 唇がダンス

映画

クリストファー・ノーラン『インターステラー』

◇クリストファー・ノーラン『インターステラー』。宇宙とタイムトラベルと親子。 ネタバレ前提で書きます。 『2001年宇宙の旅』との関連から書くと、「人智」の範囲を広げるという『インターステラー』の姿勢は、そのままHALとモノリスを合体させた人工知能…

宮崎駿『風立ちぬ』

◇『トゥ・ザ・ワンダー』が物語の外から吹く風を浴び続けているのだとしたら、『風立ちぬ』は物語の内側に風を起こし、外に向かって吹いていく。 動きの演出を完全にコントロールできるように思われがちなアニメーションは、しかしそこに風そのものを描くこ…

◇テレンス・マリック『トゥ・ザ・ワンダー』

◇音楽とモノローグのうえを、映像と音が次々と切り替わる映画だった。多分、この映画の音声だけを切り取っても、全然いける。 ところで、画面に映っているもののほとんどは動いている。もちろんこれは当然と言えば当然だけれど、『トゥ・ザ・ワンダー』に目…

ラップ論メモ4

◇ラップのフロウについての菊地成孔氏の考察が面白い。もっとも、これは氏が以前から『憂鬱と官能を教えた学校』などでも言及しているリズムの訛りの問題で、特別目新しい更新があったわけではない。けれどもラップという日常口語に近い表現形式を例に取ると…

J・J・エイブラムス『SUPER8/スーパーエイト』

昨日は、会社帰りに待ち合わせて妻と映画。『super8』を観てきた。 『未知との遭遇』を観た直後だったせいもあるし、そうでなくとも実際、意図的にわかりやすく示している面もあるんだろうけれど、細かいシーンの端々から、確かに引き合いに出して語られてい…

テレンス・マリック『ツリー・オブ・ライフ』

上映期間も終わりかけの時期に駆け込んだ。そのときはまだアラザル用原稿を書いている最中だったので、どうしてもそっちのテーマに惹きつけて観てしまう。つまりこれは、時間を自分のものとして掴む映画だ。 生命の起源を語る映像の連続は、一歩間違えればや…