◇hirotecさんとやろうやろうと言いつつ、遅々として進まないヒップホッププロジェクトｗ。ちゃんと作ってるんですよってアピールも兼ねて、ノートを公開します。
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伝わりますか2008年
ドリンクバーで迎える慣れた夜明け
なんとなく作るオリジナルカクテル 一口で飽きるのもはじめからわかってる
ただひたすらに 空のクリーム、気の抜けたコーラ
グラスの氷も今は昔 へばりついた水滴で線をひくばかり
テーブルの上、曖昧なライン こっちと向こうも大差ない
つい最近起きたあれやこれやを 掘り起こしてはまた後悔
４時間前のテンションはどこへやら
他の席の声やらに聞き耳を立て始めてる
飲み会帰りの、始発待ちの、ナンパ中の、別れ話の、
暇つぶしの雑談で空が白む 夜と朝の境目も知らず
聞こえてくる会話に人知れず参加しながら
憤りも失笑に、一通りの共感を
もやのかかった視界、くぐもった音
朝方の湿気と昨夜の汗と、Tシャツが肌に張り付く薄明かりの朝と
一晩中続けた問答で頭は詰まり、計算できないのに会計はぴったり
おつり無しでもらったレシートにも 深夜料金１０パーセント
はっきりしないアスファルトの感覚、カラスの群れ、遠くの始発
伝わりますか2008年
ひっそりとした道の真ん中で
なんでこれが面白くないかって言うと、まずイメージの幅が狭過ぎる。実を言えば、一番下の段書いてる辺りから、助詞の使い方ひとつで単語のつながりにイメージの幅をつけられるなあってのがわかってきたわけです。だけど、そこからだって「助詞に振り回されること」を気にして、面白くできないんです。あと、全体的に細部に気を取られ過ぎて、キレイにしようとしてる（小さくまとまろうとしてる）感もありますね。一読して面白みがないっていう、その辺りのことは実はラップでカバーしたい（誤魔化したい）というのもあるんだけれど・・・。
ただ、弁明させていただくと、振り切って思いっきり助詞や単語をめちゃくちゃにしたら面白くもなるのかもしんないけど、そんな風にしたらなんかヒップホップのリリックにならないし、現代詩方面って逃げだと思ってるので。やっぱラップに載せてナンボだとも思うわけですよ（元ネットライマー*1の僕ですがｗ）。
音とあわせるうえでも、手直ししまくりますので、よろしゅう。
*1:てか、ネットライマーってなんだよｗ。知ってる人います？
