web版:ラッパー宣言(仮)

ビートでバウンス 唇がダンス

「わたしは、できることならもう一度処女を喪失したい」

◇↑のタイトルは雨宮まみさんのブログ「弟よ!」より引用。久々の吐き出しエントリ→http://d.hatena.ne.jp/mamiamamiya/20090309
 はじめてのセックスによって、「童貞(女子も含む)」は相手に受け入れてもらう悦びを知る。それがまず最初の段階で、その次に、そこから段々自分を好きになる方法を探っていくっていう段階がある。その一連の流れがひとつのロールモデルとしてあるように思ったりする。ただ、このエントリ読むと「受け入れてくれた相手を好きになる*1」→「相手に倣って自分も自分を好きになる」っていう、この「→」の途中にある溝っていうのも実は深いものなんだなあって思う。
 アラザル2号用の『童貞論』で丸々落としてた部分だ・・・。
 セックスの意味が単に挿入の有無だけではないっていうのはまずあるけれど、セックスから自己肯定までの道のりも、もしかしたら険しいものになってるんだなあ。

◇読書するとき、ちゃんとノートつけて読むことにした。

◇最近、高校とか中学時代にイイと思いつつもなぜか積極的に聴かなかった音楽や、ファーストめちゃめちゃイイと思ってセカンド聴いたらあんまりはまらなくてそのまま疎遠になってしまった音楽やら、そんなんをもう一回聴いてみたりしてる。てか、Tahiti80Macka-Chinなんだけどw。いやもうめちゃくちゃハマる。
 てかてか、昔は気付かなかったけど、SUIKENってすんごいラップすると思う。声もそうだけど、実は相当フローに気を遣ってラップしてるってことに気がついた。単語の音(読み:オン)をデリケートに選んで、そっからリリック書いてるんだねきっと。

コミックバンチにて古屋兎丸が『人間失格』を漫画化する一方で、モーニングを見れば楠あるとが『ンダスゲマイネ。』で太宰治を描く。これセットにして読むと面白いよ。『人間失格』っていう、おそらく多分に自己嫌悪に酔っている所もあるであろう作品を、現代の作家がどういうスタンスで描きなおすかって。まだ古屋兎丸の方は第二話までしか進んでないからなんともいえないけど、どちらも太宰に対して「イタイ人ですよ」っていう距離は用意してる。

*1:ちがうな、「受け入れてくれた相手に感謝する」だね、うん。訂正:3/10の01:44