午後12時。ひとりっこの指の皮、毛蟹が嗤い。
◇エコポイントをきちんと集めていた妻が、しっかり引き換えたボイル毛蟹。足や爪が非常に刺々しく、僕ははさみを入れるどころか持つことすらままならない。軍手が必要な食べ物なのではないかと本気で疑う。横の妻が素手でたくましく足を折っていく様子を見て「生活」を思う。
◇また、生活とは絶え間ない創造の連続なんだと思う。
◇こないだのエントリにいただいたコメントを読みながら、そうか、焦ることそのものが創作意欲なのだと気づく。
◇ブックオフ・オンラインで買った本が届く。これでまた、通勤時間の愉しみが増えた。『妻と私と三匹の犬たち』がすごく良かったので、ama2k46先生がブログで紹介していた『〜と私』シリーズをいくつか買ってみたのだった(http://d.hatena.ne.jp/ama2k46/20100301)。
ところで、その『妻と私と三匹の犬たち』を読了後、誰かと暮らすということと、何かを意識することは同義なのだと気づいた。犬を飼うというのは死を身近に意識すること。妻と暮らすというのは、戦争や天災や犯罪など、あらゆる暴力を意識すること。
◇『アラザル』原稿が進まない…。