女子やら『暴力人間』やら本やら
◇そっか!!「女子」って「童貞」のことだ!女性の中にいる、童貞っぽい人のことを「女子」って呼んでたのか・・・。それ以外の女性は、「処女」≒「母」ってことですか。
◇昨日はひろさわ氏のお誘いで、阿佐ヶ谷ロフトで『暴力人間』(白石晃士)を見る(そういや鮭缶氏も出てた『さよなら下流社会』のイベントはドタキャンしちゃった・・・ごめんね鮭さん)。
ただ単にすごいフェイクドキュメンタリーの作品ということだけ聞いていたのですが、見てみたらステキな青春映画。ひろさわさんありがとう!
衝動が自分の身体からあふれ出てしまう時期。そんなん一瞬しかないからこそ儚いわけで、それを映像化/記録化する欲求自体、終わりを予感してるような感じで、それだけでちょっともう泣ける。「こんなくだらない作品撮ってどうすんだよ。何がしたいんだよ。人に迷惑ばっかかけてさ」。うわわ泣。
◇大谷能生『散文世界の散漫な散策』。1300円。買ってしまった・・・。タイトルがもう大谷さんのスタンスを見事に表明してるんだろうな。無数に広がる散文世界を、自分の足の赴くままに丁寧に辿っていったら、隠れた名著の発掘もできちゃうし、大ネタを斬新に読み解けちゃったりっていう。いいよ。ホントにいいよ。
佐々木敦『批評とは何か』はまだ買ってない・・・。
◇hirotecさんのCDが早速売り切れたそうで(http://geocities.yahoo.co.jp/gl/hirotec_os/comment/20090208/1234097323#comment)!!一生懸命やっててカッコいいなあ。また新たに入荷されたみたいなので、ご心配なく→http://magicbookrec.com/?pid=11899605
◇今度のLifeは『草食系男子の本懐』だって(http://www.tbsradio.jp/life/2009/02/2009222.html)。
なんか、こういう「うまいこと言ってやるぜ」的フレーミングって嫌いなんすよねw。それにさっき鮭さんと話してたんだけど、「今度のLifeは峰なゆか出そう」っていう話になって。うーん、好みでない空気が漂う今回のLife・・・。ま、だったら自分でメール書いて好みの話題に切り替えさせちゃえってことですね。
いや、何がイヤかっていうと、草食とかなんとか、流行の言葉使ってそのゲームに参加する/させられるっていう図式がイヤなんです。「ほら、俺草食系じゃん?」とか「え〜○○くんって草食系でしょ?」とか頭の悪いこと言って喜ぶ輩が出てきそう*1。
とはいえさ。僕の「童貞」だって原理的にはそういうゲーム化の被害にあう可能性はあるんだよな・・・。個人的には「元々あるもの(女子)を、従来通りのルールで整理してったら、元々ある別のターム(童貞)に振り分けられると思うんだけど、どうすか?」っていう作業しかしてないつもりだけど。
◇もう新卒採用に合わせた就活は諦めました。完敗でした・・・うう。
世の中の状況がどうであっても、内定をとる学生はいます。世の中の状況によって、内定がとれなくなってしまう学生もいます。僕は、世の中の状況がどうであっても、内定がとれない、普遍的なタイプだと思いますw。言い訳できないです・・・。
でもね、問題はそんな僕個人のことじゃない。僕ひとりのことだったら落ち込まないし、そもそも就活してないと思う。やっぱり一番困ったのは、彼女に期待をかけさせてしまったことだ。期待に応えようとした自分、期待に応えられるかもしれないという認識が甘かった。そもそも今回、彼女の期待に応えることを自分の最大の欲求とすることに成功していただろうか。最終で「熱意がない」といわれるのは、無意識のうちにやりたくない仕事だからとわざと熱意を見せないようにしていたのではないだろうか。あらためて自分のわがままを再認識せざるをえない。彼女のことが最も大切だとか体のいいこと言って、自分のやりたいことばかり優先させる、自分の醜さと愚かさを直視しなければならない。
でね、こういう自己嫌悪自体も、僕のわがままでしかなかったりする。自分の醜さを彼女に知らせてだからそれでどうだってわけでもないし、むしろ彼女としては不安になるばかり。だから、本当は自己嫌悪なんてものは自分の中に抑えて、彼女には不安を覚えさせないっていうことをしなければならない。・・・って思って言わないなら言わないでこういうとこに書いちゃうんだよなw。
◇とりあえず、童貞論を書こう・・・。とりあえず。
*1:このエントリ書いたあとにLifeの予告編PODCAST聞いたんだけど、charlieがそこらへんを超えた話しがしたいってちゃんと言ってました。さすがcharlieだぜ!!→http://www.tbsradio.jp/life/2009/02/2009222.html