web版:ラッパー宣言(仮)

ビートでバウンス 唇がダンス

2011-01-01から1年間の記事一覧

午前9時。寝床に広がるホットケーキの香り。

◇休日の朝寝坊。朝食は、先に起きた妻が焼いてくれたホットケーキだった。◇お昼を目処に、二人で花見に向かう。普段歩かない通りを歩きながら、八王子を別の角度から眺める。町田と決定的に違うのは、アップダウンが少ないところ。駅前の高い建物が本当にラ…

午後10時。惚けたままの週末が終わる。

◇平日が過ぎるのも早かったが、週末もすぐに終わってしまった。◇週末というのは金曜の夜に帰宅した瞬間から始まるわけだが、今週のそれは停電から始まることになった。停電を体験したのはなんだかんだで初めて。いつもと違う雰囲気に浮かれた僕は、いつもよ…

午後4時。妻の昼寝を見ている。

◇外出から戻ると、陽当たりのいい部屋で、妻はすやすやと寝入ってしまった。窓際なので、少しの揺れでもすぐに起こすことに決めている。◇一応週末である。お昼は外食に。その後八王子をぶらつきながら、僕の花粉対策眼鏡を買ったりクイックルワイパーのドラ…

午後9時。揺れる前の記憶を思い浮かべている。

◇強く揺れたときの光景を頭に浮かべるとき、同時に今朝の妻への挨拶や昼食時の会話などを思い出している。あの瞬間、こんな揺れを予測できただろうか、という当たり前のこと。 昼食時、父から電話がかかってきた。先日、宮城で震度4を記録した際、そのこと…

午後3時。嚔で妻に返事をする。

◇遅い昼食を外で食べることに。その後買い物。暖かく穏やかな天気の筈なのだが、くしゃみと涙がすごい。これが花粉症というものなのだろうか。ついに僕もこの季節を手放しで喜べなくなってしまった。くしゃみのし過ぎで後頭部が痛い、とかなんとか大げさなこ…

午後五時半。濃い青色の入浴中。

◇電気をつけず、弱い陽の光でお風呂に浸かっている時間を贅沢だと思う。2月の下旬の日曜日。少し日が長くなってきた。◇昨日は午前中にホワイトBBの取り付け工事。その後、市民プールで45分2000メートル泳いでから昼食、with一番搾り。午後は東京に来…

午後1時。寒い部屋で電気をつける。

◇妻のいない時間。ひとりPCをつけて持て余す。◇先週の土曜日から市民プールの営業が再開。先週日曜に1500メートル、水曜日に2000メートル、そして昨日も2000メートル泳ぐ。昨日はアップがてらに市民プールまで走ったのだが、しかしいざ水に入っ…

午後4時半。妻とこたつが寝息を立てる。

◇遅く起きたので、朝昼兼ねた食事をとり、セブンブリッジをした。最近、10回で300点近くついてしまって負ける。満足そうな顔で横になった妻の隣で、僕は先日から読んでいる本を読み返していた。窓の外が雪のせいで薄暗く、電気をつけようと立ち上がった…

午後5時。喉の剃刀負け、冷えかけの風が滲みる。

◇珍しくひとりで外出。家を出る頃には少し暖かかった空気も、ブックオフからの帰り道には冷たくなりはじめていた。2週間ぶりのひげ剃りで、喉の皮膚が赤くなっている。髪にもバリカンを入れた。15ミリ。妻がやってくれた襟足を撫でながら歩く。◇先日我が…

午後9時。絵札を睨んで秒針の音。

◇トランプを買ってから、セブンブリッジブームが巻き起こっているのは前にも書いた気がするけれど、もう本当に毎日やっている。テレビやネットの時間が減り、その時間は妻と勝負の時間に変わった。手の内を見せず、意図的に秘密を作り合うことそのものを楽し…

午前10時。ひとり珈琲をすするとPCのディスプレイが曇った。

◇僕の机があるのは台所なのだが、ここは我が家で一番気温が低いところ。冬の弱い陽光は窓を介すと青白くなるので、今が遅い朝なのだということにも気付きにくい。朝風呂につかりひげを剃ってから風呂を洗い、一息ついてひとり朝食をとる。妻は所用で外出中。…

午後3時。台所の曇り硝子と青白い冬の陽光。

◇遅い昼食の後片付けも一段落。妻はこたつでしばし休憩中。◇と思ったら、トランプで遊ぼうと言う。最近我が家では大貧民やセブンブリッジのブームが巻き起こっている。◇昨日の水泳は45分1800メートル。土曜日にも関わらず人が少なかったので、もしや2…

午後1時。テレビを消して妻と二人、風呂の沸くのを待つ。

◇昨夜ダイソーで買ってきたトランプで、大貧民をする。5戦やって、勝ち星の多い方が先に風呂に入れるというルール。3勝2敗で僕の勝ちだったが、頭がかゆいと言って先に妻が入ってしまった。◇土曜日に45分1700メートル。一日空け、今日は45分18…

午後8時。こたつで寝たら寒かった。

◇いつも気持ち良さそうに寝息を立てている妻を真似てみたのだけれど、どうにも塩梅が悪い。結婚記念日。◇とりあえずケーキでも買おうということで八王子のそごうへ。慣れないデパ地下をぶらぶらしながら、結局あまり食べたいケーキも見当たらず、帰りに寄っ…